プログラミングとは、プログラムを作成して機械に意図した動作や処理をさせるための技術です。プログラミングによって作成するのは、スクリプトなどと呼ばれるコードの羅列で、機械にとっては動作や処理をする手順を記述した指示書になります。機械に指示を出すためには機械語を利用しなければなりません。
しかし、エンジニアやプログラマが機械語で指示書を作成するのは困難です。もっと簡単で人にもわかりやすくしつつ、動作速度を十分に速くできるようにプログラミング言語を使う仕組みになっています。
プログラミング言語ごとにコードの記述の仕方が定式化されており、規則に従って書き上げることで機械に正しく指示を出すことが可能です。
プログラミングでは自分で考えることができない機械に対して指示を出すため、内容は論理的でなければなりません。この条件のときにはこれをするという1対1の関係で記述することが必要で、これでも良いけれど他でも構わないといった形にはできないのが基本です。
論理的な流れを作り上げることによって、誤動作をさせることなく期待している処理をさせられるプログラムになります。
指示内容の網羅性も重要で、漏れがあると動作が停止してしまってエラーが発生します。厳密性の高い記述が求められるため、プログラミングには十分な知識と経験が大切です。実戦経験を通して身につけたノウハウによって複雑で高度なプログラムも作成できるようになります。